この度、日本危機管理学会( Crisis & Risk Management Society of Japan )
会長職を拝命しました梨です。石川昭前会長の跡を継ぎ、
前会長並びに前理事長のご支援を受けながら、全力を尽くす所存ですので、
ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
振り返りますと、1992年に森脇彬先生(初代理事長)に誘われて、
私の監査法人時代の上司であり尊敬する森田松太郎先生(前副会長、現特別顧問)
と共に日本危機管理学会を創設してから、15年が経ちました。この間の会長・理事長は次の通りです。
1992年4月〜2001年4月:師岡孝次会長、森脇彬理事長
2001年5月〜2007年4月:石川昭会長、佐藤俊夫理事長
15年間の斯界での研究成果を踏まえて、16年目に入った2007年5月から、
皆様のご支援を得て会長梨智弘、理事長原田泉の体制でスタートします。
15年の時代の流れは、組織の経営環境の大きな変化を示しています。
日本危機管理学会の設立趣旨にあった、「国家レベルの対応をするクライシス・マネジメント」と、
「企業組織レベルの対応をするリスク・マネジメント」の両方に焦点を当てて、
時代の変化、社会の変化、顧客の変化に合わせた総合的なCrisis & Risk Management 、
つまり「人と組織の危機に係わる理論と実践の研究」を行うことが社会からの負託です。
しかし、変化に合わせることは、そう簡単ではありません。
そこに当学会員が存在する意義があります。特に社会の国際化や企業のグローバリゼーション、
ITの進展、消費者ニーズの変化、そして環境保全、各種テロ、
食品の安全等は、当学会員に、より多くの課題を投げかけます。
日本危機管理学会は、Crisis & Riskの両面からの研究活動のみならず社会の負託に応えるべく、
単なる学会ではなく、設立趣意書に掲げるように使命感をもって、
政治、経済、文化のあらゆる分野に貢献する学会を目指します。
過去15年の貴重な歴史を踏まえて、もう一度原点に返り、自らを律し、
新しいCrisis & Risk Managementを確立していきたいと思います。
一緒に考え行動する会員の皆さんと、Crisis & Risk について、
多様な研究成果を分かち合いたいと思います。会員の積極的参加をお願い申し上げます。